年の瀬になりました。2023年の初期臨床研修(2年目)の思い出を研修した順に振り返ってみます。
循環器内科(協力病院)
ACSや心不全の対応や、心電図の読み方、心エコーの基本を丁寧に教えていただきました。
初の市中病院勤務だったため張り切りました。たくさん雪が降り、寒かったです。
消化器内科(協力病院)
腹痛、吐血、下血など当直で必ず経験するコモンな症例をこれでもかというほど経験しました。
病棟管理とともに、内視鏡検査や腹水穿刺などの手技も経験させていただき、大変勉強になった診療科でした。
整形外科(協力病院)
オペ、オペ、オペの毎日で筋肉痛になりました。
「整形外科医の先生に悪い人はいない」と愚考しております
市中病院では当直の経験が印象深いです。
初期研修医が前線に立つような病院で、ほとんど寝れませんでしたが、度胸がつきました。
救急科
新体制となった診療科でした。
手探りなシステムが多く、上級医の先生方の人間身を感じられ、良い意味で勉強になりました。
臨床腫瘍科
主に固形癌のゲノム医療、エキスパートパネル、緩和ケアなどを学ばせていただきました。
ゲノム医療が非常に興味深く、いくら時間があっても学び足りなかったです。
今後も学び続けたいと思いました。
産婦人科
特に、婦人科腫瘍の診断、治療を学ばせていただきました。
慣れない周術期管理がメインでしたが、かっこいい先生方ばかりで、大変楽しく過ごさせていただきました。
小児科
血液・腫瘍チームで研修しました。
Oncologyの観点で、成人と異なる治療方針、全身管理を学ぶことができ、貴重な経験でした。
患者様(御年5歳)に、「研修医は医者ではない」というお言葉をいただきました。
精神科
精神科領域の薬物治療をわかりやすく教えていただきました。
穏やかで優しい、素敵な先生方ばかりでした。
精神面でつらくなった際にはよろしくお願いいたします。
地域医療(北海道)
嗚呼、厚岸(詳細は地域医療編を御覧ください)。
膠原病内科
血液疾患との鑑別を要する状況が多く、血液内科との連携という面でも大変勉強になりました。
お世話になった教授から応援していただき、心の支えになりました。
救急科(協力病院)
初めての3次救急でした。たくさんの救急医の先生方に囲まれ、初療対応やそのスピード感、ICU管理などを学ばせていただきました。ありがたいことに手技もたくさん経験させていただきました。
体育会系な環境で毎日が部活動みたいでした。
総括
昨年と異なり内科以外の診療科も学び、幅広い知識や価値観を学べたと思います。
協力病院で研修することも多く、非常に忙しく、充実した日々を過ごさせていただきました。
多くの出会いもあり、感謝の限りです!
2024年(3年目)は、専門性を深めていく年ですので、不安な一方、とてもワクワクしています。
来年も穏やかに謙虚に精進していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
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