医師国家試験までおよそ2ヶ月となりました。今回はなんと、10年来の付き合いになる研修医の友人から、国家試験前の過ごし方で印象に残っていることについて聞いてみました。実体験に基づいた大変興味深いエピソードを聞けましたので、ランキング形式で発表します。1つの体験談として参考にしていただけたら幸いです。(第116回医師国家試験を実際に受けたみてのコメントを追記しました)
生活リズムを守ることに注意して、勉強会を利用して効率的に勉強しました。
勉強会では、皆が苦手な分野と不安な気持ちを共有しました。
なるほど、勉強会は生活リズムと自身のメンタルを健やか保つためにも重要そうですね。私も勉強会のメンバーには日々感謝しております(これはほんと)。
それでは、ランキングをご紹介します!
第3位 国試前日の金曜日の夜は多くの人がよく眠れない
頑張って土曜日を乗り切りましょう。最後の力を振り絞ってください。
自分も試験前日は熟睡できないタイプなので安心しました。
第2位 予備校の参考書の問題や模試では、かなり細かい知識が問われていた
正答率が50%を切るような難問が出題されたとしても、実際は十数問程度で合否に関係ないので、過度に惑わせれなくてもよいと思いました。
完璧に記憶できることに越したことはないですが、大学受験の要領で知識を完璧に詰めたくなり、その結果、時間も理解も追いつかずに心が折れてしまうのは医学生のサガなのでしょうか…
第1位 問題集の全てを完璧に解き切らなくても合格できた
当時の先輩研修医の先生に問題集の1周目問題(基本問題)だけで十分と言われ、半信半疑でしたが、個人的には1周目問題だけで本当に十分でした。
1周目問題と予備校の映像授業を利用して皆が知っているような基本事項を徹底的に覚え、まとめに直近3年分の過去問を解きました。
自分の苦手な科目(公衆衛生、産婦人科)は最後まで苦手のままでしたけど。
私はたくさん解いていますが、問題をただ解いた気になっていないかとドキッとしました。
大学受験時に背伸びして難しい問題集に手を出して、結局のところ未消化に終わった苦い経験を思い出しました笑
番外編 国試本番で頭の良い人の答え合わせは気にしない
1日目の夜や帰りのバスの中で、頭が良い人たちが答え合わせをしていましたが、一喜一憂したくないので気にしないようにしてました。
試験当日はノイズキャンセリング搭載イヤホンをつけると今から決めています。
最後に今後の豊富を聞くと、初期研修で学んだことを生かして放射線科で専門性を高めていきたいとのこと。頼もしいですね。
以上、研修医の友人に聞いた国家試験前の過ごし方で印象に残っていることランキングでした。国家試験を過度に恐れることなく、かつ、基本事項を抜かりなく勉強していきたいですね。今後は別のテーマでも話を聞いてみたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。
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